【S6最終145位】(レート2032)身代わるパオカミドクガ

こんにちは、さいだーです。

メモ程度ですが2100チャレンジまで行った構築の詳細を載せておこうかと思います!

ディンルーがあまりにも適当に入れたポケモンすぎたこと、最終日に構築単位できついイーユイが爆増していたことが最後まで勝ちきれなかった要因なのかなと感じています。

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【個体解説】軸の3匹のみ

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テツノドクガ@きあいのタスキ(草テラス)

炎の舞/ヘドロウェーブ/毒菱/エナジーボール

(努力値) 臆病 H44 B92 C188 D4 S180

意地珠ミミッキュのシャドクロ+影打ち大体耐え

最速イーユイ抜き

C-炎の舞でCが上がらなくても珠ミミッキュとなら相打ちが取れる程度

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コノヨザルとの選択で主に初手投げするポケモンです。ミミッキュをナメている構築なのでミミッキュ読みで結構初手に投げてました。タスキを持っていることで最低限の仕事ができます。ディンルーが初手から地震を打ってこないお祈りで炎の舞を打つバケモノと化していました。タスキじゃないパオに不利すぎないのもよかったです。カイリューあと投げから平気な顔で対面突破されるのだけ本当に悲しかったです。

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パオジアン@命の珠(悪テラス)

氷柱落とし/噛み砕く/氷の礫/身代わり

(努力値) 意地っ張り AS252 あまりB

ミラーや鉢巻パオジアン意識で準速

火力ガチ特化

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間違いなくMVP。身代わりがあることでチオンジェンに抗える、相手のパオやミミッキュの先制技読みで身代わり→相手を突破で裏に身代わりを残す、ヘイラッシャの甘えた守るを刈り取るなどの動きがとても強く、身代わりのおかげでかなりの試合を拾いました。先制技は悪テラスなら不意打ちの方が強いと思われるかもしれませんが、氷の礫にもいいところがあるので一長一短だと思います。不意打ち択が嫌いなので礫にしましたがこれは完全に好みの問題だと思います。不意打ちがないせいで落とした試合もたくさんありましたが礫のおかげで拾った試合もあるのでなんとも言えないですね。そしてパオジアン、何よりかわいい。

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ハバタクカミ@ブーストエナジー(妖テラス)

ムーンフォース/シャドーボール/瞑想/身代わり

(努力値) 臆病 H116 B132 C124 D4 S132

キョジオーンの無振り塩漬けを身代わりが確定耐え

S-準速パオジアン+2のライン(ミラー意識)

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キョジオーンやチオンジェンを起点にするカミです。瞑想込みでCブーストドクガにも結構抗えるので非常に使用感が良かったです。イーユイやテツノツツミを対処してもらう枠として使用していましたが何回も打ち負けたので構築単位でそれらへの回答を別に用意する必要がありました。

「甘える+痛み分け」と違ってカイリューを筆頭とする物理ポケモンに有利と言い切れないのは弱点ですが、特殊方面には滅法強く出られる型なのでそういう点ではすごく強かったです。

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(補完枠の話)

チョッキコノヨザルHASベース

H実数値が215になるやつです

ステロ撒きの顔をして初手に投げてカミやイーユイと打ち合ってもらったり、たくさん命を懸けてもらいました。初手イーユイやパオジアン、ミミッキュと対面した時はフェアリー技警戒で基本テラスを切ってました。初手のハバタクカミ対面は気分でテラスしてました。テラスして1匹持っていったあとに雑に命懸けをするのが強いです。

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チオンジェン@食べ残しHSベース

対受け特化のポケモンです。見た目で圧をかける仕事も担ってくれました。最初は真面目にHBチオンジェンでサイクルを回そうとしていましたが後手に回りすぎる点で扱いが難しいと感じ、面倒だった受け構築を倒す専用ポケモンになってもらいました。受けループにはそこそこ安定しますがレッドカードドヒドイデとHDサーフゴーに普通に負けたので要改善です。

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オボンディンルーHBベース

終盤までオボンヘイラッシャを使っていましたがイーユイがきつかったのでディンルーに変えて圧をかけていました。が、余裕でイーユイを出されまくったので全然意味がなかったです。上手く扱えれば強いポケモンなのは間違いないと思うのですが、あまり信頼していなかったし適当に入れたポケモンなので全然選出しませんでした。要検討枠。

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(最後に)

イーユイ増殖しすぎ、カイリュー強すぎ、ディンルー硬すぎ。

あまりにもカイリューが嫌すぎるのでS7では全てのカイリューを破壊するポケモンを生み出したいです。

ここまでご覧いただきありがとうございました。

【S3 シングル最終31位】対面展開コノヨガブガモス

こんにちは、さいだーと申します!

ポケモンSV S3のシングルランクバトルで最終31位(レート2208)を達成することができたので記念に構築記事を書きました!よかったら見ていってください!

使用構築

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構築経緯

前期使用していて使用感の良かったスカーフガブリアス(妖テラス)がパラドックス環境でも強いと考え軸とすることに決めた。

同じく前期使用していて使用感の良かったHB水ロトムをクッションとして採用。

数の多かったセグレイブやハバタクカミ、眼鏡ドクガ等に対して強く安定してステルスロックを撒けるポケモンを模索していたところ、きあいのタスキコノヨザルが最も条件にマッチしていたため採用。

タイプが優秀かつ高速高火力を叩き出せるハバタクカミを採用しない理由がないので採用。

受けループを切りたくなかったので、受けループに対して見えにくい崩しを行える珠鋼テラスサーフゴーを採用。

テツノドクガの台頭によって対策が薄くなっており、一周回って環境に刺さっていると考えたウルガモスを採用。キョジオーンやマジカルフレイムハバタクカミを起点にできるおんみつマントを持たせた。

 

基本選出

コノヨザル+ガブリアス@1

テツノブジンやマスカーニャを見たらウルガモスを優先的に投げます。クエスパトラ入りには滅びの歌持ちハバタクカミを必ず選出します。ヘイラッシャがキツすぎるので特殊枠のポケモンは大事に扱います。ヘイラッシャ入りにはコノヨザルを投げずに特殊2枚を投げることも多々ありました。

vs受けループ&ドオー入り

コノヨザル+ガブリアス+サーフゴー

ステロを撒いて有利対面で珠サーフゴーで悪巧みを積んで破壊します。ドオーはステロダメ+珠ゴルラ+鋼テラスゴルラが受からないのでドオー後投げ読みでゴールドラッシュを打ったりもしてました。電気テラスドオーには普通に負けましたがそれ以外の後投げは基本的に許しません。水テラスキョジオーン+ドオーにも択を合わせれば勝てます。ハピナスラッキーも余裕です。

 

単体紹介

ガブリアス@こだわりスカーフ(妖テラス)

意地っ張りAS252余りB

げきりん/じしん/アイアンヘッド/テラバースト

前期も使用していたポケモンでありこの構築の軸です。火力耐久素早さの全てを兼ね備えた最高のポケモン。9割以上の試合で選出しました。テラスタイプをフェアリーにすることで物理受け以外に明確な不利対面が存在しなくなるのが本当に強いです。

 

サーフゴー@いのちのたま(鋼テラス)

臆病CS252余りH

ゴールドラッシュ/シャドーボール/悪巧み/自己再生

汎用性を落とさない受け対策枠です。シーズン2最終11位のごくつぶしさんのサーフゴーを参考にさせていただきました。

ほとんどのドオーとハピナスを崩せるので受け気味の構築には必ず選出していました。セグレイブ入りのスタンダードな構築に対しても投げられるように最速での採用です。最終日は受け以外にもかなり選出し大活躍してくれました。電気テラスドオーがそこそこ増えている気がするので、来期以降も受け対策枠として採用しても良いかは諸説です。

 

ウォッシュロトム@オボンのみ(鋼テラス)

図太いHB252余りD

ハイドロポンプ/おにび/イカサマ/ボルトチェンジ

雑に投げられるクッションです。セグレイブに抗えてヘイラッシャに強く、地面の一貫までをも切ることができる便利屋です。イルカマンやカバルドンガブリアスハッサムを誤魔化す枠としても活躍してくれました。命中不安がひたすらに悲しいポケモンです。

 

ウルガモス@おんみつマント(草テラス)

臆病H244 B212 C4 D4 S44

(S1段階上昇で最速テツノツツミ抜き)

ほのおのまい/ギガドレイン/蝶の舞/あさのひざし

なんだかんだで強い特殊エース。テツノドクガの台頭によってかなり数を減らしたポケモンですが、蝶の舞が最強すぎるためウルガモスは決してドクガの劣化ではありません。対策が薄い構築が多くイージーウィンを量産してくれたポケモンです。ドオー、ハピナス、ラウドボーン入り以外のほとんどの構築に対して投げることができます。ヘイラッシャやカバルドン、水キョジオーンを意識してのギガドレイン採用のためテラスタイプは草。持ち物をおんみつマントにすることで、キョジオーン対策を兼ねながら環境トップのハバタクカミとサーフゴーを安定して起点にできるのが偉すぎるポケモンです。重くなりがちなテツノブジンやマスカーニャに強いのもいいところです。厚底ブーツが欲しい場面は意外となく、今期のウルガモスの持ち物はおんみつマントが最適解だったのではないかと感じています。

 

コノヨザル@きあいのタスキ(炎テラス)

陽気H188 B84 S236

(意地セグレイブのきょけん+つぶてを99%以上の確率で耐え、最速セグレイブ抜き)

ドレインパンチ/ふんどのこぶし/ステルスロック/地ならし

起点作成要因と見せかけた対面駒でもありスーパー仕事人(猿?)です。タスキを持っていることで初手に不利なポケモンを選出されても確実に動くことができますしなんなら一体持っていってくれます。セグレイブが多すぎるのでタスキでも耐久調整が必要だと感じました。意地セグレイブにも陽気セグレイブにも対面で確実に勝てるのでめちゃくちゃお気に入りの調整です。炎テラスは氷と炎とフェアリーを半減するためです。

地ならしで初手の眼鏡ドクガを無限に狩っていました。いのちがけが欲しい場面もたくさんありましたが、セグレイブやテツノツツミに対する安定感+ドドゲザン入りに選出できるようにドレインパンチで使っていました。この枠は正直好みの問題だと思います。型は違えどなんだかんだ3シーズン連続で構築に入っているポケモンであり、愛着のあるポケモンだったりします。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー(妖テラス)

臆病CS252余りH

ムーンフォース/シャドーボール/ほろびのうた/サイコショック

神です。タイプも数値も技も優秀すぎて現環境で採用しない理由がないと思います。ほろびのうたが非常に偉く、このポケモンを採用してからはクエスパトラにほとんど負けませんでした。害悪構築への対策にもなるので、こだわり以外なら技範囲を削ってでも採用して損のない技だと思います。ブーストエナジーを持たせたことでスカーフポケモンやSが上がったポケモンのストッパーになれたり、スカーフサーフゴーに怯えずに選出できるのが非常に強かったです。環境トップのポケモンたちのテラスタルを強要させる火力と技範囲で本当に強いポケモンでした。調整は適当にCSで使っていましたが耐久に振った方が強いかもしれません。

 

無理なポケモン

全てのカイリュー(特にゴツメHB、マルスケが削れた状態から意地ガブの地震を余裕な顔で受けられまくって悲しかったです)

HB残飯ヘイラッシャ

後発のブーストエナジーテツノツツミ

HBウルガモス

竜舞トドロクツキ(ほぼ全部負けました)

怠ける持ちカバルドン

 

あとがき

久しぶりに結果を残すことができてすごく嬉しいです。最終日深夜0時〜1時頃に4桁を彷徨っていて絶望していましたが、そこから数時間で31位まで登り詰めることができました。剣盾のときもそうでしたが最終日だけ強い男なのかもしれません。ひとまずの目標だったSVでの2桁は達成することができたので、次は1桁を目指していきたいです。ここまで読んでいただきありがとうございました!!

【単体考察】チョッキアラブルタケ

こんにちは、さいだーです。

今回は突撃チョッキアラブルタケについて書いてみました。S3のランクマッチで使用していてかなり多くの構築に投げれるなと思ったポケモンです。正直めちゃくちゃ強いというわけではないですがそれなりのスペックはあります、多分。

個体紹介

アラブルタケ@突撃チョッキ 

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テラスタイプ:フェアリー

努力値 H244 A252 B4 D4 (意地っ張り)

噛み砕く/タネマシンガン/ふいうち/テラバースト

選択技

しっぺ返し、じだんだ、インファイト、タネ爆弾

テラスタイプ選択

水、炎、草 など

 

努力値に関しては諸説です。火力はなるべく削りたくないですが、Sにかなり振ってラウドボーン抜きにしてもいいですし、その辺りはお好みだと思います。技構成も悪技2個じゃなくて格闘技とかをいれてみても面白いかもしれません。テツノドクガ意識でじだんだを入れても強そうです。

テラスタイプも諸説です。炎でもいいかもしれません。なんなら悪の弱点を消しつつタイプ一致の火力を上昇させられる草テラスも意外と良さそうです。

ダメージ計算(特記なしはチョッキ持ちでの計算)

C252臆病ハバタクカミ

ムーンフォース 52.5%~61.7%

チョッキなしムーンフォース 77.4%~92.1%

要するに、臆病メガネムンフォまでは耐えます。

アラブルタケ→CSハバタクカミへの与ダメージ

タネマシンガン 56.4%~171.7% 4発で確定

不意打ち 78.6%~93.8%

圧倒的有利とはいきませんが対面では打ち勝てます。

 

C252臆病テツノツツミ

フリーズドライ 36.8%~44.2% 確定3発

れいとうビーム 47.0%~55.2% 乱数2発(60.15%)

かなり余裕を持って耐えます。フリドラに対してならギリ後出しもできます。

アラブルタケ→CSテツノツツミへの与ダメージ

タネマシンガン 64.1%〜190.8%

↑大体3発で落ちます。

不意打ち 44.2%~52.6%
タネマシンガン+不意打ちで確定

要するにかなりの有利対面です。

 

C252臆病サーフゴー

ゴールドラッシュ 32.2%~38.7%
↑余裕で後出しできます。

アラブルタケ→CSサーフゴーへの与ダメージ

噛み砕く 93.2%~111.6% 乱数1発(62.5%)

不意打ち 82.2%~99.3%

絶妙に火力が足りないですがまず負けません。しっぺ返しなら1発で破壊できます。

 

A特化セグレイブ

つららばり(草悪タイプ時) 46.0%~142.8%

↑3発は耐えます。イカサマダイスは無理です。

つらら落としも確定で耐えます。妖テラスをすればこの半分程度のダメージになります。

アラブルタケ→H振りセグレイブへの与ダメージ

テラバースト(フェアリー) 71.1%~84.6%
不意打ち31.0%~36.9%
氷の礫持ちが多いので対面ではテラスを切らないと勝つのは厳しいですが、最低限の削りは可能です。

 

その他

ドラパルト、クエスパトラ、ジバコイル、水ロトムあたりにも弱くないです。妖テラスをすれば、テツノカイナやマスカーニャサザンドラあたりにもかなり安定します。ヘイラッシャ、ラウドボーン、キョジオーン等にタイプ一致で弱点をつけるので安易な受け出しを許さない点やキノコの胞子の圧力があるのも強みです。火力アップアイテムを持たれていなければ物理の一致抜群もそこそこ耐えてくれるので何もできずに消えていくことがかなり少なく、使用感がそこそこよかったです。めちゃくちゃ強いわけではないですが、アラブルタケを使いたいという方は是非一度試してみてください。ここまで読んでいただきありがとうございました。

SVシングル/シーズン2最終179位 初手フェアリーテラスガブリアス軸

こんにちは、さいだーと申します。

今回ポケモンSVのシングルランクマッチで最終179位を達成することができたので記念に簡単な構築記事(構築メモ?)を残しておこうと思います。お時間のあるときにでも読んでいただけると嬉しいです。

SVシーズン1では最終日一生4桁にいてテラスタルに苦手意識のあった自分ですが、環境に合った強い軸を見つけて動かすことができればそれなりに戦えることがわかり、モチベーションにも繋がりました。ありがとうガブリアス

 

使用構築

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コンセプト

ドラパルトを安定して処理する

→コノヨザルによる選出圧力で初手ドラパルトを誘い、フェアリーテラスタルのスカーフガブリアスで安定して処理する

初手スカーフガブリアスで荒らして、ロトムをクッションにして対面操作、@1と残しておいたスカーフガブリアスで詰め切る

汎用性を落とさず、てんねん(主にヘイラッシャとラウドボーン)に最低限抗う手段を数多く用意する

→挑発サザンドラ、水ロトム、特殊ドラパ

(挑発ビルドコノヨザル→特殊では勝てないドオーの対策枠)

 

基本選出

初手スカーフガブリアス+HB水ロトム+@1

ほぼ全部こんな感じです。

あとは相手のパーティに合わせて初手ドラパルトを投げたりもしていました。

受けに対してはコノヨザルとサザンドラを絡めた選出をします。

サザンドラ+サーフゴー+ドドゲザンの並びにはウルガモスも積極的に出していきます。

 

サザンドラ@いのちのたま

臆病CS テラスタイプ:鋼

ラスターカノン/あくのはどう/流星群/挑発

普通の鋼テラスサザンドラです。ヘイラッシャやラウドボーン、サーフゴーあたりに強いため採用して損のないポケモンだと感じました。鋼テラスタルをきればドラゴン対面で無敵になれるのも強いです。技構成はラスターカノン、あくのはどうまでは確定で、色々なポケモンに対して高火力を出したかったので流星群を採用しました。もう1ウェポンは炎技が多いですが、パーティ的にドドゲザンがそこまできつくなかったため相手の搦手と受けにそこそこ強く出られるちょうはつを採用しました。流星群でC-2になったあとでも起点にならないのがえらいです。(後出しカイリューを挑発で止めて勝った試合が何戦かありました)こだわりに近い火力を出しつつ、相手の起点にもならないこの型はかなり使いやすかったです。もっと増えてもいい型なのではないかと思いました。襷サザンドラも使用感がよかったので襷枠がいないなら襷でも強いと思います。

 

ロトム(水)@オボンのみ

図太いH252 S28 残りB テラスタイプ:鋼

ハイドロポンプ/おにび/でんじは/ボルトチェンジ

(↑ヒートロトムのときの調整のままなので遅い水ロトム意識でSに振っていますが水ロトムならHBぶっぱでいいと思います)

終盤大流行していたHB鋼テラス水ロトムです。

シーズン中盤でたまたま鋼ロトムが手に入って、なんとなくで使っていたらめちゃくちゃ安定感のあるポケモンだったので信用して最後まで使い続けました。マスカーニャに抗えたりドラゴンに強くなれるのが鋼テラスのよいところです。

サイクルを回す要員なのでサポート技としておにび、でんじはを採用しました。でんじはの枠はイカサマでも強いと思います。命中不安だけが悲しいポイントです。ロトムの機嫌が何度も悲惨な負けを生み出しました。カイリューに最低限仕事ができてヘイラッシャとラウドボーンに強いだけで採用価値があると思います。

 

ガブリアス@こだわりスカーフ

意地AS テラスタイプ:フェアリー

げきりん/じしん/テラバースト/かわらわり

構築の軸です。環境に速くて強いフェアリーがおらず、相手のドラゴンに好き勝手荒らされることが多いと感じていたため、ドラゴンをフェアリーにすることで一方的な有利対面を生み出して相手のドラゴン勢を確実に仕留めることができれば強いなと思ってこのポケモンを採用しました。ガブリアスは型が多く、初手に出てくると起点作成型だと思って突っ込んで来てくれるドラパルトが非常に多かったです。3桁上位でもほとんど突っ込んできてくれました。選出率は8割以上で、同じく8割は初手に出していました。耐久、火力、速さの何をとっても強く、ガブリアスが強いと言われている理由がものすごく理解できました。ちなみに技構成のかわらわりサザンドラ意識です。

 

コノヨザル@たべのこし

陽気H188 A4 B4 D76 S236 テラスタイプ:毒

S:最速セグレイブ抜き

残飯ビルドコノヨザルです。刺さっている構築はこいつ1匹で全員もっていくくらいのパワーがありました。受けループに対しても選出しましたが、じわれヘイラッシャとラウドボーン入りには勝てません。これはコノヨザルが悪いのではありません。全てじわれヘイラッシャのせいなのです。つまり、じわれヘイラッシャはゴミです。飛行テラスにすると受けルに勝てなくなるので泣く泣く毒で使っていました。また、前期の起点作成コノヨザルの爆増からコノヨザルを甘くみているパーティが少なく、起点型でもビルド型でもきついポケモンが変わらないため、あまり選出することができませんでした。ただ、選出誘導枠としては間違いなくMVPです。選出誘導界隈のトップメタです。最強です。コノヨザルのおかげで、初手に出てくる全てのポケモンがスカーフガブリアスでなんとかなるポケモンでした。飛行テラスじゃない竜舞カイリューに勝てるのとセグレイブ・ドドゲザンに弱くないという点だけにおいてでも採用した価値があったとは感じましたが、パラドックスが来たら今後この型ではもう活躍できなさそうで少し悲しい気持ちもあります。ありがとうコノヨザル。

 

ウルガモス@あつぞこブーツ

図太いHB特化 テラスタイプ:フェアリー

ほのおのまい/おにび/あさのひざし/ちょうのまい

普通のフェアリーテラスHBウルガモス

謎にHB特化ですがSは調整した方が絶対に強いです。でも最後の試合でHPが削れた状態から鉢巻カイリューしんそくを残りHP3で耐えてくれたので「HB特化しか勝たん!🥺」の気持ちです。

サザンドラ+サーフゴー、ミミッキュ、ドドゲザン、マスカーニャに強いだけで採用価値があります。明確に勝てないポケモンがラウドボーン、セグレイブ、ヘイラッシャ、ドオー、キョジオーンその他特殊受けしかいないので(今思い返してみると意外と勝てないやついました、、、)その辺が2匹以上いたら選出しませんでした。出しどころを見極めれば絶対に活躍してくれるポケモンです。もふもふ感がかわいい。チヲハウハネも活躍させたいですね。

 

ドラパルト@きあいのたすき

臆病CS  テラスタイプ:格闘

流星群/シャドーボール/おにび/テラバースト

選出画面最強枠。キラフロル入りに投げたいことと、相手のラウドボーン&ヘイラッシャに最低限仕事ができるように特殊型にしました。ドラパルトを使う上で厄介なのは

①ドラパルトミラー

②初手のスカーフポケモン

ですがどちらもスカーフガブorドラパルトの襷でケアが効いているので普通に選出できます。初手に出したり、ストッパーとして出したりしましたが、最終日の深夜に採用したポケモンだったのであまり信用しておらず選出回数も少なかったです。一回だけドドゲザンを格闘テラバで葬った試合がありましたが、テラスに関しては何でもそれなりに強いと思います。何なら、ラスト1枠には呪いとかでんじはとか壁とかを採用してみてもおもしろいかもしれません。好きなポケモンなので今後もっと面白い型を開拓したい。

 

感想と雑談

剣盾で最終1桁を経験しているにもかかわらずSVのS1では本当に勝てなくて最高600位台、最終2000位台とかだったので今作は根本的に向いていないのかなと思っていましたが、100位台というそれなりの結果を出すことができて心の底から安心しました。S2でも3桁→5桁→3桁みたいな感じで全く安定しておらず、めちゃくちゃ真面目にやって29日時点で1万位台とかだったのでもう無理かなと思っていましたが何故かここまで勝つことができました。諦めないことも大事だなぁと実感しています。

自身の好む構築系統が対面・直線的な展開系のため、有利だと思っている対面での相手ポケモンの突然のタイプ変化になす術もなく負けていくパターンが多かったことがS1で勝てなかった理由かなと思います。1匹でもクッションとなれるポケモンを採用して簡単なサイクルを回すことが今作の勝ち方なのかなあといった感じです。

ヘイラッシャさんとラウドボーンさんとドオーさんは僕に直線的な積み展開構築を使わせてください。自分で使うと弱いのに相手にするこの方たちが強すぎて無理です。S3ではこの面々に勝つことと受けループに負けない構築をつくりたいです。

余談ですが受けへのヘイトが溜まりすぎて、シーズン終盤におおきなねっこやどみがマスカーニャとかいう謎ポケモンを生み出すくらいには迷走していた時期もありました。受けルに選出して勝ちを確信していたら何故か純正受けルに平然とした顔で混じっていたウルガモス(????)が出てきて普通に負けたので解雇しました。ちなみに受けループにいるラウドボーンとウルガモスとすり抜けドラパとHBサーフゴー以外には大体勝てます。汎用性は0ですが。(↓)

(クレベース意識でテラスはゴーストとかの方が強いです、たぶん)

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あとは受けループを倒すためだけに隠密マントつけあがるビルドアーマーガアをバトン運用なしに単体で採用していた時期もありました。受けルに対して最強格のポケモンだと思います。ただラウドボーン入りには勝てません。あのワニ、やっていることがやばすぎる。てんねん持ちに攻撃しながら能力をあげられる技を与えていいわけないだろ、とずっと怒っています。今回の構築もラウドボーンに無限の圧力をかけていましたが普通に出てくるのでずっと泣いてました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。これからも楽しいポケモンライフを過ごしていきましょう!そしてこれから受けループを使う人は、受けループにウルガモスを混ぜるテロ行為はやめましょう。

簡単な振り返り。

皆さんこんにちは、さいだーといいます!

全くの無名で対戦経験も浅い自分が、S34最終9位という結果を残せるに至った軌跡的なものを簡単に書いていきたいと思います。

 

ポケモン剣盾との出会い

コロナ禍で学校が休みになり暇な時間が多く、気づいたらYoutubeポケモンの動画を見るようになっていました。ライバロリさんとあゆみんさんの動画をひたすらに見ていて、気づいたらバンビーさん、くろこさんといった対戦寄りの実況者さんの動画も見るようになっていました。そこから対戦に興味を持って、右も左もわからないまま育成をしてランクマッチに参加するようになりました。

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(↑始めた当時の画像)

ドラパルトとかミミッキュとかドリュウズとかと一緒に潜ってました。最初は努力値とか性格とかも何もかもあやふやなまま対戦してた記憶があります。

 

対戦を始めたあと

その後大学受験の関係でしばらくやっていませんでしたが、大学生になったことで時間ができ、再びランクマッチに参加するようになりました。1人暮らしを始めて、ずっとゲームをしていても全く問題ない環境になったことも大きいかもしれません。そこから1年以上経ったS31(伝説2体ルール)で初めて瞬間レート2000越え、最終113位という結果を残せたことで少し自信がつき、本気で上位を目指したいと思うようになりました。

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そのときの構築です。

AS珠ネクロとHB残飯イベルタルが軸の構築を使ってました。めちゃめちゃ勝手に自分がHBイベルタルの先駆者だと思い込んでいます。

このポケモンがAを甘えてるザシアンの+1じゃれつくを耐えて勝ったこともあり、びっくりしました。ランドロスもHBイベルタルで対処してました。このイベルタルのおかげでランクマの本当の楽しさに気づくことができました。

S32は黒バドレックス+ジガルデ構築を使っていましたが4桁止まり、S33ではホウオウディアルガを使用していました。(最終200位)

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そしてS34では運良く最終9位という結果を残すことができ、同時にTwitterも開設しました。

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今振り返ってみると、この構築に関しては完全にゴツメオーガと挑発黒バドと珠ジガルデが強かっただけな気がしています。運良く環境に刺さっているポケモンを見つけられ、たまたま勝てただけだったので自分自身の実力が本当に最終1桁レベルであったかというと怪しい気がしますね。

ちなみに前期のS35では最終281位でした。

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HBベースのゴツメカイオーガとHB眠カゴグラードンとチョッキゼクロムはめちゃめちゃ強かったです。他は微妙でしたね。適当に珠ホウオウを投入したのが敗因かもしれません。

S35は安定して結果を残すことの難しさを痛感したシーズンでしたねーー

安定して30位以内を叩き出してる強者の方々って本当に凄いんだなと身をもって実感しました。

ただ真剣に潜った最近のシーズンでは300位以内をほぼ確実に取ることができているので、自分自身のポケモン力も少しずつではありますが安定してきているのかなとも思ったりします。

 

個人的には伝説2体環境が1番楽しかったですね!伝説1体だとプレイングの幅が広がりにくいけれど、2体いることで新たな組み合わせが生まれたりするところがすごく好きでした。剣盾で開拓された1番好きな伝説2体の組み合わせはホウオウ×ジガルデです。並べたときの見た目が好き。そこからS34で使った構築を考え始めましたね。やっぱり対戦をやる上で自分の好きなポケモン、並びを使うっていうこともすごく大事なことだと思います。メンタルにも関わってくるので。

 

なんだかんだで、結局のところポケモン対戦って慣れとセンスの両方がないとうまくいかないような気がしてます。あとは、運。5世代とかから対戦をしている方々に比べたらまだまだひよっこなので徐々に経験を積んでいけたらなと...

今は、SVでは安定して結果を出せるようになるぞ!と意気込んでいます。
SVでも大学生活とポケモンを両立させつつがっつりランクマッチに取り組むので、皆さんも一緒に頑張りましょう!ここまで読んでいただきありがとうございました!

(S34最終9位)対面バドオーガジガルデ(+ホウオウサイクル)

はじめに

はじめまして、さいだーと申します!ポケモン剣盾シングルランクマッチS34で自身初の1桁(9位)を取ることができたので記念に構築記事を書かせていただきます!

(新しくポケモン用のTwitterアカウント(@cider_css)を開設したのでもしよかったら気軽にフォローしてください!https://twitter.com/cider_css?s=21&t=IFBqNkeAcfcb6WRkWftVyw)

以下、使用構築

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レンタルIDも公開しておくのでもし使ってみたい方がいればご自由に使ってみてください!

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基本選出パターン

カイオーガorホウオウ+バドレックス+ジガルデ(vsジガルデが通せそうな構築)

②ザシアン+バドレックス+ホウオウorジガルデ

(vsイベルタルがいてザシアンの通りが悪くない、もしくはゼルネアスがいる構築)

③ホウオウ+バドレックス+ザシアン(vsホウオウの通りが良く、ザシアンの役割対象がいる構築)

個体紹介

ホウオウ@こだわりスカーフ

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陽気 A252 D4 S252 

せいなるほのお/ブレイブバード/ひかりのかべ/リフレクター

専用技のせいなるほのおと特性の再生力が破格の性能をしており、扱い次第で無限の可能性を生み出せるポケモン。今回は、サイクルを回しつつサポートもできるようタイプ一致2ウェポンに加え両壁を採用した。伝説に90族が多い上に、準速だとスカーフを持っても最速黒バドを抜けないため最速で採用。

①物理ポケモンに上から50%火傷を押しつけることができる

②上から壁を貼って相手の攻撃を耐え、再生力で回復するという動きが強い

③ホウオウ=受けのイメージが強く意表をつける

④壁を貼ってエースのジガルデを通しやすくする

⑤上から攻撃することでワイルドボルトを持っていないザシアンに比較的安定して勝てる

という理由からこだわりスカーフで採用。ダイジェット+こだわりスカーフのおかげで相手の加速したポケモンやスカーフ黒バドの上から行動することができるのも非常に良い点だった。

ただ、環境に多く存在したカイオーガ、ムゲンダイナ、ランドロス、たすきマーシャドーに不利をとってしまうという点で動かしづらさも感じた。

 

ジガルデ@いのちのたま

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陽気 H4 A252 S252

サウザンアロー/げきりん/りゅうのまい/ストーンエッジ

構築の要でありエースアタッカー。壁があれば抜群技でも大抵の場合相手の攻撃を耐えられる+特性によるHP上昇のおかげで強引にりゅうのまいを積む動きが可能。変身することでHPが増えて耐久力も大幅に上昇する上に、タイプ一致技のダイドラグーン・ダイアースで物理・特殊両方に耐性をつけることができるため、体力が減っていてもダイマックス同士の打ち合いに強かった。りゅうのまいでSを1段階上昇させると最速黒バドレックスも抜くことができる点でも環境にマッチしていた。ただ、変身するとSが下がるため、スカーフカイオーガやS上昇ができずにダイマックスをした際の最速カイオーガがとんでもなくきつかった。また、りゅうのまいを積めたとしても環境にかなり多く存在したマーシャドーにテンポを取られてしまいやすく、構築単位での対策を行う必要があると感じた。しかしながら、一度積むことができれば、ザシアン、黒バドレックス、イベルタル、ホウオウ、ネクロズマディアルガゼクロム、ムゲンダイナ、ジガルデ等には比較的有利に戦えるため、エースとして採用して正解だったと感じている。体感7割ほどの試合で選出しており、どんな構築に対しても荒らしていけるポテンシャルがある最高のポケモンだった。ただ、悲しいことに珠を持っていても火力不足が否めないのでそこが少し惜しい部分でもある。

ダメージ計算(例) (四捨五入した数値を利用)

[陽気A252ジガルデ@いのちのたま]

H4振りダイマックスイベルタル@珠に対して

陽気A252ジガルデの珠ダイロック+砂ダメ+相手の珠ダメージで50%以上のダメージが入る(もう一度ダイロックを打つと確定で倒せる)

珠ダイアースでH252振りザシアンをワンパン(109%〜)

珠ダイアースがH4振りカイオーガに(75〜88%)

珠ダイアースがH4黒バドに(81〜97%)

ストーンエッジでHB特化ホウオウを乱数一発(43%)(特化ホウオウはほぼいないので基本的に一撃で倒せた)

 

ザシアン@くちたけん

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慎重 H252 A52 D204

きょじゅうざん/じゃれつく/つるぎのまい/でんこうせっか

D方面に厚い(厚すぎる?)ザシアン。今までザシアンというポケモンに触れたことがなく、適当に選出して上手く扱えるほどの技量がないと感じていたためDに厚くして役割対象を明確にすることで、無闇にザシアンを投げることがないようにした。このザシアンが明確に不利をとってしまうポケモン(ザシアン、ホウオウ、ネクロズマジラーチランドロスマーシャドーグラードンカバルドン等)が2体以上採用されており、ゼルネアスもイベルタルもいない構築にはほぼ出さなかった。ただ、どんなに不利なポケモンが居たとしてもゼルネアス入りにはほとんど選出した。

役割対象を絞ったため、技構成もオーソドックスで幅広い相手に対応できるものになった。身代わりの採用も一考の余地はあるが、圧倒的な攻撃力による崩し性能を評価して今回はつるぎのまいを採用。リーチを伸ばすためのでんこうせっかも必須級だと感じた。

あまりに硬すぎるため、臆病黒バドのアストラルビットを確定2耐えするし臆病カイオーガの雨しおふきも耐えるし、イベルタルのひかえめ珠ダイバーンも余裕で耐える。ゼルネアスにも安心感がすごい。最強の犬。だが、ザシアンミラーでは最弱。

ダメージ計算(例) (四捨五入した数値を利用)

[慎重H252 D204ザシアン](被ダメージ計算)

臆病黒バドのアストラルビット(42〜49%、確定2耐え)(相手が特化だと48%の乱数2発)

臆病カイオーガの雨しおふき(72〜86%)

ひかえめ珠イベルタルのダイバーン(73〜86%)

特化C+2ゼルネアスの130ダイフェアリー(55〜65%)(ゴツゴツメットダメージ×2をくらっていても確定で耐えることができる)

 

ディアルガ@とつげきチョッキ

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臆病 C252 D4 S252

りゅうせいぐん/だいちのちから/ラスターカノン/かみなり

要検討枠。雰囲気でカイオーガゼクロムに圧をかけようとしていたものの、カイオーガゼクロムもお構いなしに出てくるので辛い部分もあった。選出率はあまり高くなかったが、選出した試合ではとても活躍してくれたので出しどころを見極めれば十分に採用価値のあるポケモンだと感じた。タイプと技範囲の優秀さがすごい。S33で使用していたこともあり個人的に大好きなポケモンなので、もう少し型を練って構築に組み込んでいきたい。

一時期はこの枠にチョッキホワイトキュレムを採用していたがそちらも出しどころを間違えなければかなり活躍してくれたので、ディアルガと同じく十分にやっていけるポケモンだと思う。

 

カイオーガ@ゴツゴツメット

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図太い H252 B196 D60

こんげんのはどう/れいとうビーム/でんじは/かみなり

ザシアンと同様にこのポケモンにも今まで触れたことがなかったので、スカーフ型のように明確な役割対象を持たずにただ火力を押し付けるのではなく、役割対象を絞ることで扱いやすくした。

この型のカイオーガを使うのであれば基本的にこの技構成で完結していると感じる。水技に関してはねっとう・なみのりと選択にはなるが、Cに振ってないことを考慮して火力重視のこんげんのはどうを採用。具体的には、H4振りマーシャドーがゴツメ+こんげんのはどうだと確実に倒せるが、ねっとう・なみのりだと不利乱数になる。

B方面調整ラインはA特化珠イベルタルの130ダイアーク確定耐え、D方面の調整ラインは臆病黒バドレックスのアストラルビットを98%で2耐え。

役割対象としては、ザシアン、ホウオウ、ネクロズマグラードンランドロスマーシャドー等の物理ポケモンに加え、物理特殊どちらの攻撃も1発は耐えそこからでんじはでテンポをとっていくことができるためイベルタルも意識して選出していた。本来あまり高くないB方面に努力値を振ることで物理にも特殊にも基本的に一度は行動でき、でんじはも使えるため、初手置き性能が凄まじく高い。構築単位で軽視できないザシアン、マーシャドーをかなり重く見てゴツゴツメットで採用。構築単位でザシアンもマーシャドーもあまり重くない場合は回復アイテムを持たせた方が強いかもしれない。反省点は、耐久ラインを意識しすぎたためにSに努力値を振らず、結果麻痺した臆病黒バドレックスと麻痺したS+1イベルタルを抜けていなかった点。確認したところSに12振れば黒バドの方は解決できるらしいので調整を練り直す必要があると感じた。

ダメージ計算(例) (四捨五入した数値を利用)

[図太いH252 B196 D60カイオーガ](被ダメージ)

A特化珠イベルタルの130ダイアーク(83〜98%)

C特化珠イベルタルの130ダイアーク(77%〜90%)

臆病黒バドレックスのアストラルビット(42〜50%)(98%で2耐え)

A特化+1ザシアンのきょじゅうざん(33〜39%)

じゃれつく(61%〜71%)

ワイルドボルト(81〜96%)

陽気マーシャドーインファイト(40〜47%、確定2耐え) (意地っ張りだと約6%の乱数2発)

 

バドレックス(こくばじょうのすがた)@きあいのタスキ

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臆病 B4 C252 S252

アストラルビット/ちょうはつ/ひかりのかべ/おにび

起点作成要員。圧倒的な火力と速さを両立しているのみならず、最低限の耐久と豊富な補助技を兼ね備えている器用すぎるポケモン。このポケモンがいるだけで相手にイベルタル、ホウオウ等の選出を半ば強制できる点が強い。ほぼ全試合選出し、とんでもない仕事量を果たしてくれた。アストラルビット×2で倒せる相手にはアスビ+アスビ、補助技を使ってくるポケモン(ルギア、ホウオウ、残飯カイオーガ、ジガルデ、ゼルネアス、ムゲンダイナ、ラッキー、ナットレイ等)には初手ちょうはつor相手を削ってからちょうはつで仕事をさせずに処理することができる。ホウオウが厚底ブーツを履いていないため、ホウオウと合わせて選出する際にちょうはつが非常に役立った。個人的には、この「ちょうはつ」バドレックスが今シーズン使用していたポケモンの中でも(地味な活躍ではあるが)最強だったのではないかと感じている。エースのジガルデ(たまにホウオウ、ディアルガ)を通すためにひかりのかべ、相手のタスキを削りつつ攻撃力を削げるおにびを採用。リフレクターは一度も試さなかったので使用感はわからないが、ジガルデの微妙な火力を補えるおにびの定数ダメージが強いと感じていたため一貫しておにびを使用していた。85%は気合いで当てる。

 

おわりに

今回、ポケモンをやる上でずっと目標にしてきた最終1桁を達成することができて感無量です。最終日前日に3位に居たことで慢心してしまい、そこからずるずると負け続けて最終日深夜1時ごろには700位台まで落ちてしまいましたが、そこから朝9時まで死ぬ気で潜りなんとか最終1桁に入り込むことができました。これからも結果を残せるよう頑張っていきたいです!