こんにちは、さいだーと申します。
今回ポケモンSVのシングルランクマッチで最終179位を達成することができたので記念に簡単な構築記事(構築メモ?)を残しておこうと思います。お時間のあるときにでも読んでいただけると嬉しいです。
SVシーズン1では最終日一生4桁にいてテラスタルに苦手意識のあった自分ですが、環境に合った強い軸を見つけて動かすことができればそれなりに戦えることがわかり、モチベーションにも繋がりました。ありがとうガブリアス。
使用構築
コンセプト
ドラパルトを安定して処理する
→コノヨザルによる選出圧力で初手ドラパルトを誘い、フェアリーテラスタルのスカーフガブリアスで安定して処理する
初手スカーフガブリアスで荒らして、ロトムをクッションにして対面操作、@1と残しておいたスカーフガブリアスで詰め切る
汎用性を落とさず、てんねん(主にヘイラッシャとラウドボーン)に最低限抗う手段を数多く用意する
(挑発ビルドコノヨザル→特殊では勝てないドオーの対策枠)
基本選出
ほぼ全部こんな感じです。
あとは相手のパーティに合わせて初手ドラパルトを投げたりもしていました。
受けに対してはコノヨザルとサザンドラを絡めた選出をします。
サザンドラ+サーフゴー+ドドゲザンの並びにはウルガモスも積極的に出していきます。
サザンドラ@いのちのたま
臆病CS テラスタイプ:鋼
ラスターカノン/あくのはどう/流星群/挑発
普通の鋼テラスサザンドラです。ヘイラッシャやラウドボーン、サーフゴーあたりに強いため採用して損のないポケモンだと感じました。鋼テラスタルをきればドラゴン対面で無敵になれるのも強いです。技構成はラスターカノン、あくのはどうまでは確定で、色々なポケモンに対して高火力を出したかったので流星群を採用しました。もう1ウェポンは炎技が多いですが、パーティ的にドドゲザンがそこまできつくなかったため相手の搦手と受けにそこそこ強く出られるちょうはつを採用しました。流星群でC-2になったあとでも起点にならないのがえらいです。(後出しカイリューを挑発で止めて勝った試合が何戦かありました)こだわりに近い火力を出しつつ、相手の起点にもならないこの型はかなり使いやすかったです。もっと増えてもいい型なのではないかと思いました。襷サザンドラも使用感がよかったので襷枠がいないなら襷でも強いと思います。
ロトム(水)@オボンのみ
図太いH252 S28 残りB テラスタイプ:鋼
(↑ヒートロトムのときの調整のままなので遅い水ロトム意識でSに振っていますが水ロトムならHBぶっぱでいいと思います)
終盤大流行していたHB鋼テラス水ロトムです。
シーズン中盤でたまたま鋼ロトムが手に入って、なんとなくで使っていたらめちゃくちゃ安定感のあるポケモンだったので信用して最後まで使い続けました。マスカーニャに抗えたりドラゴンに強くなれるのが鋼テラスのよいところです。
サイクルを回す要員なのでサポート技としておにび、でんじはを採用しました。でんじはの枠はイカサマでも強いと思います。命中不安だけが悲しいポイントです。ロトムの機嫌が何度も悲惨な負けを生み出しました。カイリューに最低限仕事ができてヘイラッシャとラウドボーンに強いだけで採用価値があると思います。
意地AS テラスタイプ:フェアリー
構築の軸です。環境に速くて強いフェアリーがおらず、相手のドラゴンに好き勝手荒らされることが多いと感じていたため、ドラゴンをフェアリーにすることで一方的な有利対面を生み出して相手のドラゴン勢を確実に仕留めることができれば強いなと思ってこのポケモンを採用しました。ガブリアスは型が多く、初手に出てくると起点作成型だと思って突っ込んで来てくれるドラパルトが非常に多かったです。3桁上位でもほとんど突っ込んできてくれました。選出率は8割以上で、同じく8割は初手に出していました。耐久、火力、速さの何をとっても強く、ガブリアスが強いと言われている理由がものすごく理解できました。ちなみに技構成のかわらわりはサザンドラ意識です。
コノヨザル@たべのこし
陽気H188 A4 B4 D76 S236 テラスタイプ:毒
S:最速セグレイブ抜き
残飯ビルドコノヨザルです。刺さっている構築はこいつ1匹で全員もっていくくらいのパワーがありました。受けループに対しても選出しましたが、じわれヘイラッシャとラウドボーン入りには勝てません。これはコノヨザルが悪いのではありません。全てじわれヘイラッシャのせいなのです。つまり、じわれヘイラッシャはゴミです。飛行テラスにすると受けルに勝てなくなるので泣く泣く毒で使っていました。また、前期の起点作成コノヨザルの爆増からコノヨザルを甘くみているパーティが少なく、起点型でもビルド型でもきついポケモンが変わらないため、あまり選出することができませんでした。ただ、選出誘導枠としては間違いなくMVPです。選出誘導界隈のトップメタです。最強です。コノヨザルのおかげで、初手に出てくる全てのポケモンがスカーフガブリアスでなんとかなるポケモンでした。飛行テラスじゃない竜舞カイリューに勝てるのとセグレイブ・ドドゲザンに弱くないという点だけにおいてでも採用した価値があったとは感じましたが、パラドックスが来たら今後この型ではもう活躍できなさそうで少し悲しい気持ちもあります。ありがとうコノヨザル。
ウルガモス@あつぞこブーツ
図太いHB特化 テラスタイプ:フェアリー
普通のフェアリーテラスHBウルガモス。
謎にHB特化ですがSは調整した方が絶対に強いです。でも最後の試合でHPが削れた状態から鉢巻カイリューのしんそくを残りHP3で耐えてくれたので「HB特化しか勝たん!🥺」の気持ちです。
サザンドラ+サーフゴー、ミミッキュ、ドドゲザン、マスカーニャに強いだけで採用価値があります。明確に勝てないポケモンがラウドボーン、セグレイブ、ヘイラッシャ、ドオー、キョジオーンその他特殊受けしかいないので(今思い返してみると意外と勝てないやついました、、、)その辺が2匹以上いたら選出しませんでした。出しどころを見極めれば絶対に活躍してくれるポケモンです。もふもふ感がかわいい。チヲハウハネも活躍させたいですね。
ドラパルト@きあいのたすき
臆病CS テラスタイプ:格闘
流星群/シャドーボール/おにび/テラバースト
選出画面最強枠。キラフロル入りに投げたいことと、相手のラウドボーン&ヘイラッシャに最低限仕事ができるように特殊型にしました。ドラパルトを使う上で厄介なのは
①ドラパルトミラー
②初手のスカーフポケモン
ですがどちらもスカーフガブorドラパルトの襷でケアが効いているので普通に選出できます。初手に出したり、ストッパーとして出したりしましたが、最終日の深夜に採用したポケモンだったのであまり信用しておらず選出回数も少なかったです。一回だけドドゲザンを格闘テラバで葬った試合がありましたが、テラスに関しては何でもそれなりに強いと思います。何なら、ラスト1枠には呪いとかでんじはとか壁とかを採用してみてもおもしろいかもしれません。好きなポケモンなので今後もっと面白い型を開拓したい。
感想と雑談
剣盾で最終1桁を経験しているにもかかわらずSVのS1では本当に勝てなくて最高600位台、最終2000位台とかだったので今作は根本的に向いていないのかなと思っていましたが、100位台というそれなりの結果を出すことができて心の底から安心しました。S2でも3桁→5桁→3桁みたいな感じで全く安定しておらず、めちゃくちゃ真面目にやって29日時点で1万位台とかだったのでもう無理かなと思っていましたが何故かここまで勝つことができました。諦めないことも大事だなぁと実感しています。
自身の好む構築系統が対面・直線的な展開系のため、有利だと思っている対面での相手ポケモンの突然のタイプ変化になす術もなく負けていくパターンが多かったことがS1で勝てなかった理由かなと思います。1匹でもクッションとなれるポケモンを採用して簡単なサイクルを回すことが今作の勝ち方なのかなあといった感じです。
ヘイラッシャさんとラウドボーンさんとドオーさんは僕に直線的な積み展開構築を使わせてください。自分で使うと弱いのに相手にするこの方たちが強すぎて無理です。S3ではこの面々に勝つことと受けループに負けない構築をつくりたいです。
余談ですが受けへのヘイトが溜まりすぎて、シーズン終盤におおきなねっこやどみがマスカーニャとかいう謎ポケモンを生み出すくらいには迷走していた時期もありました。受けルに選出して勝ちを確信していたら何故か純正受けルに平然とした顔で混じっていたウルガモス(????)が出てきて普通に負けたので解雇しました。ちなみに受けループにいるラウドボーンとウルガモスとすり抜けドラパとHBサーフゴー以外には大体勝てます。汎用性は0ですが。(↓)
(クレベース意識でテラスはゴーストとかの方が強いです、たぶん)
あとは受けループを倒すためだけに隠密マントつけあがるビルドアーマーガアをバトン運用なしに単体で採用していた時期もありました。受けルに対して最強格のポケモンだと思います。ただラウドボーン入りには勝てません。あのワニ、やっていることがやばすぎる。てんねん持ちに攻撃しながら能力をあげられる技を与えていいわけないだろ、とずっと怒っています。今回の構築もラウドボーンに無限の圧力をかけていましたが普通に出てくるのでずっと泣いてました。
ここまで読んでいただきありがとうございました。これからも楽しいポケモンライフを過ごしていきましょう!そしてこれから受けループを使う人は、受けループにウルガモスを混ぜるテロ行為はやめましょう。